日本地理と日記、滝、水色ビーノ

最初の数件は日記とは関係なくて、そのあとは誰に見せるでもない日記を置いておいてあります

和佐羅滝

ある朝、興味本位で「関西 滝 穴場」と検索した。ヒットしたのがこれらの滝。

・・・たわけ!どこもかしこも人気スポットじゃ!観光資源としてちゃんと開発されとるわ!みたらい渓谷に至っては天川村の財政を支える大事な大事な収入源や!

ってなった。

 

というわけで大学ぼっちのわたくしが原付で一人突撃した、本当の穴場滝「和佐羅滝」についてここに書いておく。

これだけ大きな声で記事を書き始めておいて、実のところグーグルマップの口コミと変わらない内容。つまらんブログである。

 

 

goo.gl

場所はグーグルマップのピンが概ね正しい。奈良県吉野郡東吉野村。津風呂ダムのさらに奥に位置する。

口コミ件数はわずか6件。ただ、奈良県の中でも規模の大きい滝で、迫力のある満足感のある滝だった。

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車道から和佐羅滝へと続く林道に入る場所に設置されている看板。

車道から和佐羅滝のふもとまでこの看板では30分と記載されている。帰り道は道が分かっているし、急いでいたのもあって10分ほどだったが、普段運動していない方や年配の方にとっては30分以上かかる道のりだと思う。

まず最初に鉄の網の小さな橋を渡って、川の左岸側を歩いて行こう。「左岸」というのは川が流れる方向を向いて立った時の「左岸」なので、上流へ向かうときは「川の右側」を歩くことになる。

 

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こんな感じの歩きにくい林道を進んでいく。ちなみにこれは滝への道ではなく、私が間違えて左の方へ進んでしまった時の道。正しい道も路面状況は近い

 

革靴でも辛抱して歩いていけば辿り着ける和佐羅滝。まず下部の滝が見えてくる。

その滝の近くに看板が立っており、「和佐羅滝まで40m」とある。本当の和佐羅滝ではありませんよ、まだ進めますよ、という意味なので、そこで休憩したらもう少し登ってみてほしい。

滝の右側の、木々で隠れたところにロープが巡らされているため、それを伝っていこう。

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和佐羅滝 下部。これでも結構大きい

秋に行ったのですでに落葉していて比較的ロープは見つけやすかった。

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和佐羅滝の上部。スマホで撮影したので、画質少し悪い。ぜひ自分の目で見にいってほしい。

動画も撮影したのだがファイル形式が対応していなかった。残念。

上からの水に勢いで風が吹いていて、登ってきて汗ばんだ体にとても気持ち良かった。

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一眼レフ持ってるのにな~スマホのカメラだからなぁ

案の定誰もいないのがとてもいい。バカ騒ぎする大学生も、カップルもいない。親から「世捨て人みたいな生活してるなw」と言われた。確かに二十歳の男が行くところではない。いつか後悔するのかな。

 

次は鶏鳴八滝について書くよ

(2022年1月追記 書かないよ)